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Half & ハーフ:
言葉とアイデンティティを語る多民族的日本人

北海道大学
ティム・グリア


I日本語では英語のhalfに由来する「ハーフ」という言い方が最
も広く使われているが、最近一部の国際結婚している夫婦の
中には、より正確に子供達の二文化を表す「ダブル」(double)
という言い方の方が好ましいと考えている人がいる。しかし、
本研究に参加した人は「ダブル」や「二文化」を使わずに、自
分たちの間でも「ハーフ」という言い方を一般的に使うと述べた。

本稿は会話分析(CA)及び成員カテゴリー化分析(MCA)を結合
するエスノメソドロジー・アプローチを取り入り、言語交替の役
割に特に注意しながら、民族的な自覚を組み立てるsequential
procedureを引証をつけた分析である。6人の10代多民族的
日本人(multiethnic Japanese)のフォーカス・グループ・ディス
カッションに基づき、およそ2分の会話を詳しく分析し、彼らの呼
び方について研究した物である。ターンを基にするミクロ分析は
、参加者のコードスイッチ使用方法を明らかにし、彼らにはらる
レッテルを議論しながら、適切と思われる表現を述べてくる。

バイリガルである対話者の共同コードスイッチを通じ、彼らの
「ハーフ」のニュアンスに感受性がわかる。これと他の民族的
表現に様々な擁護する事がわかった。その他に日本以外の国
に滞在した時の呼ばれ方などを含め、多民族的日本人にとって
困難となる英語での言い方もいくつか取り上げる。


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Volume 9 No.1
November 2003
The Japan Journal of Multilingualism and Multiculturalism
多言語多文化研究