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Dealing with Misunderstanding:
An argument between an American husband and a Japanese wife


Yuzuru Takigawa


本稿は、会話分析(CA)を研究手法として用い、国際結婚での日本語会話
における夫婦喧嘩(口論)について考える。異文化間コミュニケーション研
究では文化的背景が要因でアメリカ人と日本人の会話には問題が起こる
という前提のもとに日米文化の差異の比較検討に留まり、会話そのものに
着目しない。そこで、この研究ではアメリカ人の夫、日本人の妻という構成
の夫婦1組の夕食の席での口論の過程を3段階(口論の兆し、口論、口論
の終わり)に分け、細かく観察した。もし、国際結婚における口論も文化の
差異に起因するのであれば何らかの文化的側面が会話分析において見つ
かるはずだが、本稿で分析したデータでは、口論は会話中に話し合われた
内容について、夫、妻それぞれの主張がぶつかりあって起こるものであり、
夫婦の文化的背景とは何ら関わりのないものだということが判明した。
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Volume 14, No.1
2008年 12月
The Japan Journal of Multilingualism and Multiculturalism
多言語多文化研究
bsig.org